GraphicRiver

年表編

戦後日本の社会保障の歴史と患者運動の歴史は同じ流れの中にあったといってもよいでしょう。患者運動の発生と発展との比較がしやすいように年表を並べました。

また北海道難病連の歴史は、日本の患者運動の中において象徴的な位置を占める「難病患者運動」として捉えることができるものとして、あえて特別な位置づけをしました。1972年の難病対策要綱以来の難病対策と患者会の果たした役割において、北海道難病連は典型的ともいえる活動を展開してきました。全国で初めての難病センター(患者・家族のための安心して泊まれる宿泊施設、患者会の会議・研修のための施設、多くの患者会のための事務所や相談施設、医療ソーシャルワーカーの団体や作業療法士会など関連する団体の事務所も設置したこと、などなど)を自治体に設立させて、かつ運営費を助成をさせてきたことや、そのセンターが地域の患者・家族の相談のセンターとして広くネットワークを構成してきたことと、地域で活動する多くの患者・家族会を結集してきたこと、市町村レベルの患者会として地域支部を作ってきたこと、活動資金作りを積極的に展開し、各地にその営業所を作り地域活動の拠点としてきたこと、多くの職員を抱えていること、請願や陳情だけではなく患者・家族のためにレクリエーション活動や大きな規模の集会などを組織してきたことなど今日の全国各地で活動している難病患団体や全国各県に作られた難病相談支援センターのモデルとなっていることなどを、その歴史の中に見ることができます。

また今日の日本における患者運動のナショナルセンターとも言える「日本難病・疾病団体協議会(JPA)」の設立やすべての患者や・家族会の総結集ともいえる「難病・慢性疾患全国フォーラム」の発足にも大きな役割を果たしてきました。

年表にはまだまだ多くの患者会の発足が網羅されていませんが、今後さらに充実を図っていきたいと願っています。